思ったこと:リズムネタの魅力から考えたクリエイティブ【ラッスンゴレライの8.6秒バズーカ】
まず、8.6秒バズーカとラッスンゴレライがわからない方へ
公式での動画はこちら
リズムネタ先駆者、オリエンタルタジオの完コピラッスンゴレライ
英語でラッスンゴレライ
ラッスンゴレライ、のネタをやる8.6秒バズーカの2人
左 はまやねん 右 田中シングル
公式プロフィール
http://search.yoshimoto.co.jp/talent_prf/?id=5755
https://twitter.com/86bazookaaaaaa
なんでかわからないけど、耳に残るラッスンゴレライ
リズムネタは、昔からあった(たとえば、牧伸二さんとか?)のですが、一斉を風靡した「武勇伝」のオリエンタルタジオから、1年に1組は見るようになりましたね。
私が覚えてるだけでも、「小島よしおのそんなの関係ね〜」「藤崎マーケットのラララライ体操」「cowcowのあたりまえ体操」「2700の右ヒジ左ヒジ〜」「どぶろっくのもしかしてだけど〜♪(歌ネタ?)」「クマムシのあったかいんだから〜♪(これも歌ネタ?!)」
・・・・こうやってみると、歌ネタ→リズムネタ→歌ネタとなってきたところに、リズムネタが復活!って感じでしょうか。
普段テレビをあまり見ないのですが、Twitterやyoutubeでどんどん「やってみた」で登場した「8.6秒バズーカ」のラッスンゴレライ。
お笑いとして笑うかといえば、正直微妙なラインですがあの曲には中毒性があります。
不思議と思っていたところに、「曲としての魅力」を解説してくれたブログに出会いました。
ちゃんと理由があったんだ・・・。
お笑いとしては、わかりませんがテレビにでるつかみとしては完璧に練られた「曲」だったんですね。
そして、真似したくなっちゃう癖のある曲の上に、これまた真似できちゃうという「コピー」を利用してのバズり方。これは、戦略的でなければ相当運がよい人たちだったんでしょう。
と、ここで私の考えは止まっていたのですが、たまたまツイッターで流れてきた文章がありまして、
クリエイティブな仕事って、基礎的な下積みはもちろん、歴史や文脈についても惜しまず情熱的に勉強していないと、ヒットメーカーにはなれない、と思っています。
— 野口卓也 (@nogutaku) 2015, 3月 25
この努力を欠かして、あるときのクリエイティブがたまたまウケた、というタイプの人は、初めて味わう恐るべき社会の消費サイクルの速さ、つまり『飽きられること』への対応が不完全なので、長続きしません。
— 野口卓也 (@nogutaku) 2015, 3月 25
あれ?これ、どこかで・・・
と思ったのは、最近みたオリエンタルラジオの「復活武勇伝」を見た時。
そして、8.6秒バズーカの深いい話にて。
一斉を風靡した後、中田がわかったこととは?
「10年経ったらね、懐メロになるんだよ」
「ファーストシングルの呪縛に向き合う数年間は長かった」
あ、さっきの復活武勇伝に繋がるんだと。
10年目にして、最初のネタに向き合って練り上げたからこそ「今」面白いネタができたんだなと。
多分ですが、オリエンタルラジオの武勇伝ネタはの野口卓也さんのTweetからしたら、
『あるときのクリエイティブがたまたまウケた」ジャンルに入っていたのかもしれません。なぜなら、デビューしてすぐの2年目あたりで売れてしまったので、ネタを練り上げる下積み時代が少なかったから。なので、一気に人気になった後、基礎的なものを飛ばして冠番組を3つ一気に潰していますし・・・。(そのことをネタにしていますw動画は下)
実力があっても、クリエイティブな仕事の人はヒットメーカーになるための努力を怠ってはいけない。
実際、このリズムネタ(歌ネタ)の進化に至るまでにオリエンタルラジオの2人は紆余曲折した時を元にして新しいネタを作ったんだなとわかります。
エンタの神様 オリエンタルラジオ 武勇伝 - YouTube
→自虐ネタですね。
[中文字幕] オリエンタルラジオ『8年分の10分』 - YouTube
→頑張って漫才を。
[歌うま] オリラジ - (DA PUMP)if... - YouTube
→歌うまで今の武勇伝の原型が見えてきた・・・?
→下の曲でもコラボしてますよね。
漫才、チャラ男合いの手芸から歌うま、ダンス・・・・頑張ってるな・・・。
よく見るお笑い界の早い移り変わりから、のクリエイティブな姿勢を学びました。