思ったこと:今週のお題「ゾクッとする話」

 

f:id:citta-worlds:20150228180637j:plain



今週のお題「ゾクッとする話」


今週のお題、の題名をみて思い出したので・・・。
自分が人生においてゾクっとしたことは3回。
2回は心霊的な?よくわからないけど怖かったこと。もう一つは人間的に怖かった。

1つめ:通学路

学校から帰っている道。いつもと何も変わらない。
その時、いじめ?でもないけど、ちょっと仲間内の仲間はずれにされていたらしく、友達と帰っていなかった。

自分としては、「透明人間ゲーム」としてみんなにシカトされている日は透明人間なんだと思い込むことであんまり傷つかないようにとしてたようで、実を言うとあまり記憶がない。その、記憶のない日常でも覚えている忘れられない思い出。

そんな中、いつも通り帰っていると、音がしない。
周りの音が一切していないことに気がついた。

一人でとぼとぼと歩いていたので、気がつかなかったが誰一人、人がいない。
人がいないのはいいが、音がしないのだ。
そして、周りをよーっくみると、赤い。空も、空間も気持ち悪いぐらいの赤色だった。
帰宅時間は夕方だったから、夕日がすごく赤かったとも言える。
でも、さっきまでそんな色はしてなかったはず。

怖かったが、いつも透明人間ゲームの続きだと思うことにした。
誰も気がつかない、から誰もいない、に変わっただけ。

ふと前を見ると、モンペ?というのか。戦争時代に女学生が履いている作業着のようなズボン。
でも、そこから上がなにか靄がかかったように見えない・・・。

なぜか記憶もそのズボン(足)が近づいているようにしか見えない。
恐怖よりも不思議な感じだけが残っていて、足早にそのズボンとすれ違うように走った。
ちょっと進んで、すーっと後ろを振り返ると、電柱からその足と手が見えて、こちらをうっすら覗いているようだった。

顔が見えそう!と思った瞬間、怖くて前を振り向いて、家へと走った。

いつの間にか、音と色は元に戻っていて、母親に泣きながら話したが、母親は田舎だからそこらへんのおばあちゃんと見間違えたんでしょ、とあしらって相手にしてくれなかった。

今でも、そこを通るとゾクッとする。
ちなみに、私はそこで一回記憶がなくなって自転車で壁に激突したことがある。
相性が悪いスポットらしい。


2つめ:ポルターガイストと金縛りと猫

定番だが、実家ではよく金縛りにあっていた。
現在は一人暮らしだが、一回も金縛りにあっていない。
学生時代は体力が有り余って、脳だけねている状態、だったのかもしれないが1回だけ、目が開けられた!と思ったら知らないおばさんの顔面が私を覗き込んでいたことがあった。

その時は、たぶん失神したがで目を覚ましたら朝だった。
それだけだったらよかったが、次の日みんなが寝静まった後にシャワーを浴びて風呂場を出た時。

家の造りを説明しにくいが、玄関から廊下の突き当たりがリビング、そのすぐ右側に扉がありお風呂場だ。
風呂場のドアとリビングのドアを開けっ放しにすると、リビングの奥とこっち側が見える。

髪を拭きながら、ドアを開けると、ドアの下に猫がいた。
たぶん、母親と間違えてきたんだろうな〜と思っていたら、猫がじっと顔を見てくる。
「ま、間違えた!」って顔をするんだろうな、と思っていたら急に真っ暗だったリビングの部屋がふわっと青く光り、テレビがついたと思ったら何かの声がして、バチっと消えた。

・・・・・・・。

固まったが、思わず猫を見ると、猫もはっとした顔をして駆け出した。
自分もつられて階段をダッシュした。
たったこれだけで、理由はわからないが実家をなるべく早くでたいと思った理由はこれだったのを思い出した。

歴代の猫はリビングで同じ一点を見つめては、よくなーごなーごとなく。
お前らはなにが見えてるんだ・・・!

なにがうちにいるのか、わからないまま住むのは怖い。

3つめ:よくある話だけど。

3つめはよくある話だけど、友人だと思っていたのに、というやつ。

友人とは仲良くしていたつもりだったが、恋愛のいざこざがあり、しかし相手はちゃんと恋人も出来て自分との関係も、元には戻らなくてもそんなにひどいものになったと思っていた。

しかし、ふとツイッターの副垢を見つけてしまい(昔のmixiネームだったのと共通の友人がいた。鍵はかけてなかった。)出来心で見たのがいけなかった。

めちゃくちゃ悪口が書いてあった。
悪口というか、むしろ「死ね」くらいの勢いだった。

あの時ほど、背筋がゾクッとしたことはない。

殺されるとは思わなかったが、表と裏が違いすぎて怖かったので共通の友人に告げて、その人と会わないようにした。恨まれ続けていたのは、怖い。
自分が引いた引き金だったかもしれないが、自分と知らないところでの恨みを見つけたときは本当に背筋がひやっとするんだ、と思った体験。

生き霊じゃないけど、本当に気をつけたほうがいいのは理由がわからない心霊現象よりも人間のほうが知らぬ間に恨みを買うかも知れないから気をつけたほうがいい・・・。