思ったこと: 少子化問題は何が原因なのか、と考えて。

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日本で「少子化だ!」と声高に叫ばれて、どれくらい経ったんでしょうか。
よく覚えてませんが、この問題は「問題だ!」と叫ばれても複雑にいろんなことが絡み合っているようで。
結婚する年齢が晩婚化している。結婚率が下がっている。そもそも結婚率などの問題よりも子育て環境による問題?!

結婚していない、という点でもし少子化につながっているのであれば、自分も問題につながっているわけですが。

まぁ、そう。子供がいないので、子育ての大変さなどわからないのですが、知人がどんどん結婚→出産(たまに逆だったり)の流れで子育てについて聞いて見ると。
いろいろと出てくる、出てくるの愚痴祭り。

旦那、奥さん、両親(祖父・祖母)など身内についてだったり、金銭感覚の話だったりしますが、その中でも興味深いのが「世間・社会」についての愚痴。

子供をもっていない自分では、気が付かなかった視点がたくさんです。

子供を公共の場で泣かせてしまった時、などの子供がいない自分でもわかりやすいところだけではなく、授乳スペースの問題・共働きの場合のしつけの仕方など知らなかったことだらけ。

思っていたよりも、大変な作業・時間のとられる労働なんだな〜と頭の片隅にありました。
興味がなかったので、ずーっと頭の片隅だったのですがある記事を読んで、もしかしたら少子化という問題もこう言った少しずつの「オープンな子育て」「誰かが見ているよ、頑張れ」といったことでちょっとは解決の方向性に向かうのではないかな?と思い、シェアしてみます。


anzuさんは旦那さんと子どもとシンガポール国立美術館のカフェにてお茶を。
その際、お子さんの授乳をしていたそうです。
最後に自分は席を立って、旦那さんにお会計してもらった後の会話です。

 

Hey can you guess how much it was?
お会計いくらだったと思う?
とえらいドヤ顔で聞いてくるので
( ・(ェ)・)
こんな顔してみたら
Did you breastfeed her here?
ここで授乳した?
って突然聞いてきたので
ええ、しましたとも、
あなた隣に座ってたじゃないの。
と、(  ̄っ ̄)こんな顔しながら
答えたら、
Look at this!!
Yours was FREE!!
コレ見て!
君の分タダになったんだよ!
と言いながらこんなカードを
私に渡してきました。

hey thank all mothers who
breastfeed here, it is Breastfeed month!
授乳したママに感謝して無料なんだって!


素敵じゃないですか?
お店側の配慮、そしてそれを形にしたサービス。
子育てって結構クローズされた分野なんだなって、友人達の話を聞いてて思っていたのですがこう言った「オープン」な応援や支援があると、きっと普段よりも頑張ろうって気持ちになれると思うんです。

実は、この文を読んでて「泣いた」って書いてあるし、授乳しないでください!って言われたのかと勘違いしてしまったんですよね。「スタッフにいじめられてない」と書かれているにもかかわらずw

それくらい、日本での子育てはクローズ化されて、来てるんだなって思いました。
ベビーカーの事件(子育てする人に対しての批判)や、駅内での子供回し蹴りの母親(虐待)などの記事を見るたびに暗澹となる気持ちで、結婚しても子育てするのは大変だよね・・・といったマイナスの気持ちになるばかり。
最近では、森三中の大島さんに「子供を産めない人の気持ちを考えてください」といった批判がというのも見ました。
確かに、辛いこともあるでしょう・・・。いろいろと、自分にもわからない気持ちもあるだろうなと。

でも、やっぱり、子どもを育てている人を応援していきたい。

子どもは世界の将来を担っていくから。

なんて、書いている本人にはいないんですけどね。
でも、自分の子どもだけじゃなくてもいいんじゃないかなって、周りの友達や全然知らない人の子どもでも、ちょっと気が楽に。一人じゃないよって、頑張ってるねって褒められる環境であるべきなんだと思いました。

いやー長くなってしまった。
本当は都市化すると、予測がつかないものを排除しやすくなり、子どもの人口も減ってしまうのではないかって、養老孟司さんの本を読んで思ったよって文も書きたかったのにw

自分は死なないと思っているヒトへ―知の毒 (だいわ文庫)

自分は死なないと思っているヒトへ―知の毒 (だいわ文庫)

 

 

なんか改めて日本の問題っていろんな事が絡んでるんだな〜と。
知らない、わからない世界でも想像していかないと、どんどん問題は山積みになっていくんだろうな・・・。
興味がちょっとでも沸いたら、ちょっとでも自分がなにか貢献できることを考えないとな。



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