本:漫画:最終巻!逃げるは恥だが役に立つ、それでも逃げない時もある。

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二人の生活を改善するための会議、素敵だな〜と。ドラマが原作に寄せたのか、原作がドラマに寄せたのかは謎ですが、百合ちゃんの番外編も含みでとても素敵だな〜と。みくりが主人公ではあるけど、原作者の海野さんはやはり百合ちゃんになにかを託してたんだろうなと。みくりちゃんの、小賢しいからの呪いから、若さにこだわる呪い・・・・・社会的な女性の立ち位置の呪い(女性が女性にする、ね)に対しての警告、という感じでした。

個人的にドラマの

☆☆☆☆★ 84点/110満点中

あらすじ

社会に認められたい。新卒採用全滅、派遣社員もここぞというときに首を切られてしまったみくり。ある時、プロの独身、平匡さんのハウスキーピングを引き受けることに。認められる仕事につけたみくりだったが、家族の事情で田舎へ引っ越すことに。仕事の喜びに目覚めていたみくり、自分にぴったりの家事をこなしてくれることに感謝をしていた平匡さん。二人の意見が合致して、「契約結婚」という事実婚をすることによりお給料が発生する雇用主と、雇われという形での結婚をすることに。

9巻:青空市を成功(?)させ、ついに正社員になるために就活、そして正式採用されたみくり。家族のとして平匡さんと一緒に「最高経営責任者 CEO」になり、二人の生活を新しくしていくことに。百合ちゃんはポジティブモンスター五十嵐に出会う。風見さんとの関係を聞かれて・・・・

どんな本

社会派恋愛漫画 

誰にオススメ?

普通の恋愛漫画に飽きた人、社会問題に興味がある人、ドラマをみてハマった人

目次

40話:勝負は時の運

41話:柳に風

42話:勝って兜の緒を締めよ

43話(最終話):逃げるは恥だか役に立つ

番外編:立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花

 

印象に残った引用、からの自分が思った事

百合:「呪いね。自分で自分に呪いをかけているようなものよ。あなたが価値がないと思っていうのは、この先自分が向かっていく未来よ。それって絶望しかないんじゃない?自分がバカにしていたものに自分がなるのはつらいわよ。『かつての自分みたいない今周りは自分を馬鹿にしている』と思いながら生きていくわけでしょ。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまうことね。あなたがこの先楽しく年をとっていきたいと思うなら、楽しく生きている年上の人と、友達になるといいんじゃないかな。あなたにとっての未来は誰かの現在出会ったり過去だったりするんだから」

みくり:「シェアハウスで同居人が行為でご飯を作ってくれたり掃除をやってくれたりしたら平匡さんはどうします?」

平匡」「うーん、お礼を言って、なんか美味しいものを買ってくるとか・・ちょっと多めに生活費を出したり、自分にできる雑用を引き受けたりとか?・・・感謝の気持ちを行動で伝えるということですね。・・・なるほど、役割と義務ではなく、行為と感謝で生活を回していこうということですね。」

みくり:「行為と感謝はセットですね~」

Kindle

1巻: